1983-04-27 第98回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
そのために、過剰はしけの買い上げという施策を、すでに四十八年度二十万積トン、五十二年度三十六万積トンを実施いたしましたが、依然として供給過剰の状態が続いている、そういうことで、実は五十七年度も第三次のはしけ買い上げということで、二十四万積トンの買い上げを実施いたしたところでございます。
そのために、過剰はしけの買い上げという施策を、すでに四十八年度二十万積トン、五十二年度三十六万積トンを実施いたしましたが、依然として供給過剰の状態が続いている、そういうことで、実は五十七年度も第三次のはしけ買い上げということで、二十四万積トンの買い上げを実施いたしたところでございます。
この中で、先ほど申し上げましたように、港湾運送近代化基金にこのはしけ買い上げを行なわせるということにいたしまして、実施計画を定め、これに対して補助金を出すということにしたわけでございます。 この買い上げの申し込み受け付け期間は、四十九年、本年の二月二十日から二月二十八日までの九日間でございます。
はしけ買い上げの民間負担は、港運業者が元請料金の一%を基金に積み立てておりまして、その一部分をもちましてこれに充てることとしております。その額は約十億円程度であると思います。
一方、このはしけ買い上げの民間における意思を決定する機関の日本港運協会というのがございまして、この日本港運協会が事実上の機能を停止しておりまして、そういうことのために、いままでこの予算を使うことができなかったわけでございますが、ただいま先生のおっしゃいましたように、倉ばしけの状態は、いま順次減少しております。ほぼ平常に復してきつつあるというのが現在の状態でございます。
それによりまして業界といたしましても、合理化によってその中からはしけ買い上げのための資金を捻出する。それからさらには、利用者である船会社あるいは荷主等からもこれらの資金を拠出させまして、それでその拠出した資金に対しまして国から補助金を与える。そして四十八年度におきましては、四十一万七千トンのはしけを買い上げ・解撤をするという計画を立てております。